商品を数える単位をそろえる
Googleの公式ヘルプでは、商品グループIDを使い、色やサイズなどが異なるバリエーション商品をまとめる方法を説明しています。
色違いやサイズ違いの商品を扱うなら、店で何を一つの商品として数えるかを最初に決めましょう。ページでまとめて見せる単位と、在庫を確認する単位を区別して説明できるようにします。台帳では、購入者に見せる商品名だけに頼らず、担当者が同じものを指せる識別番号を用意する案を提案します。
この記事の台帳は、自店の作業を整理するための考え方です。販売先へ送るデータの項目名や入力条件は、それぞれの公式仕様で確認してください。社内で使う番号と外部サービスで使う番号を同一にするかは、必要な対応関係を見て決めます。まず代表的な商品一つを選び、全組み合わせを書き出すところから始めます。
親になる商品と販売単位を並べる
台帳には、まとめて説明する商品の欄と、色・サイズごとの販売単位の欄を設けます。選べない組み合わせは、空欄と区別して「扱わない」と記録する案を提案します。担当者が新しい色を追加する際に、どの行を増やすのか分かる構成にしてください。数量と状態を一つのセルへ詰めず、別項目で扱います。
| 管理する項目 | 確認の目的 |
|---|---|
| 共通の商品番号 | 同じ説明を使う範囲を識別する |
| 販売単位の番号 | 注文と在庫を照合する |
| 色・サイズ | 選択肢の表記を統一する |
| 画像の版 | 掲載内容との対応を確認する |
この表は入力様式の提案です。実際に必要な列は、自店の販売方法に合わせて決めてください。
入力の練習には、実際に存在する組み合わせだけでなく、扱わない組み合わせも題材にします。台帳へどのように記録し、商品ページでどう見せたいかを担当者同士で確認してください。空欄を見た人が追加してよいと誤解するなら、状態の表記を改めます。販売を再開する場合に誰が確認するかも、商品の識別番号と一緒に残すことを提案します。
名前の表記を一つに決める
同じ色を「紺」「ネイビー」など別の言葉で扱っているなら、自店で使う表記を決め、別名を補足欄へ移します。商品ページ、発注、梱包で呼び方が違う場合は対応表を作りましょう。仕入先の商品名をそのまま使う必要がある箇所も区別し、すべての名称を無理に一つへ置き換えないことを提案します。
新しい名称を追加する担当者と、既存名称を変更する担当者を決めます。見た目の違いを文字だけで判断しにくい商品は、確認用の画像や仕入先の資料と結び付けてください。表記を直す際には、過去の注文を読めなくならないよう旧名称も記録します。表示の分かりやすさと履歴の追いやすさを、両方の確認項目にします。
画像と選択肢を読み合わせる
公開前に、選択肢を一つずつ選び、その状態で何が注文されるかを担当者に説明してもらう確認を計画します。色名の一覧だけでなく、画像、説明、品番が対応するかを見てください。取り寄せや販売停止の組み合わせがあるなら、その状態で期待する表示も事前に書いておきましょう。
梱包担当へ渡す注文情報も題材にします。画面で選びやすくても、受注後の帳票で区別できなければ作業に迷いが残ります。必要な表示がどこへ出るかは利用サービスで確かめ、台帳に転記する項目と自動で渡る項目を分けて記録してください。未確認の場所を完了扱いにせず、次に調べる担当を付けます。
読み合わせの記録には、選んだ色やサイズを文章で残します。画面の位置だけを指して確認した場合、並びが変わるとどの選択肢を見たか分からなくなります。対象の識別番号を添え、受注担当と梱包担当が同じものを指しているか確かめてください。新しい画像を追加したときも、この確認を必要な範囲で行う計画を立てる案を提案します。
変更は行単位で記録する
追加、廃番、名称変更、画像差し替えなどの変更には、対象の識別番号と日付を残します。商品群全体のメモへ「修正済み」と書くだけでなく、どの販売単位を変えたかを確認できるようにしてください。別の販売先にも登録しているなら、それぞれの反映状況を同じ変更一覧へ記録する案を提案します。
数量が変わる作業では、在庫を確認する時点と更新する時点を決めます。実物の棚と台帳を照合するときは、確認中の商品へ別の入出庫があった場合の扱いも考えましょう。ここでは特定の連携機能の動作を想定せず、店側で達成したい結果を書きます。その結果をどの仕組みで確認できるかを、提供元の案内と照らし合わせます。
新しい担当者と台帳を見直す
台帳の確認では、作った本人以外が「この注文の品物を探す」「この色だけ販売を止める」という作業を説明できるか試す案を提案します。説明に使う資料が毎回別の場所から出てくるなら、台帳から参照できるよう整理してください。分からない略語は、列名か短い説明へ置き換えます。
見直す際は、列を増やす前に、使われていない項目や同じ情報を二重に入力する箇所を探します。全担当者がすべてを編集する必要はありません。原稿、在庫、掲載確認の責任範囲を決め、更新依頼の入口を用意しましょう。台帳は完成させて終わる書類ではなく、商品が変わるたびに対応関係を確かめる道具として運用してください。
運用を始めた後に新しい列が必要になったら、その値を誰が使うかを先に決めます。使い道が曖昧な列を増やすより、更新が止まっている項目の理由を調べてください。外部の販売先へ渡すデータを作る場合は、社内の台帳を直接変更するのか、出力用の表を分けるのかを検討します。正本がどこにあるかを、すべての担当者へ共有しましょう。
本文の手順・比較軸は、えらぶコマースによる編集上の提案です。実機テストや導入効果の測定結果ではありません。導入条件は提供元で確認してください。
出典:Google公式商品データヘルプ(確認:2026年10月29日)。

