画像の置き場所に役割を付ける
Microsoftの公式案内では、OneDriveで削除したファイルやフォルダーを、ごみ箱から選んで復元する手順を説明しています。
商品画像を整理するときは、いきなり全フォルダーを移動するのではなく、これから撮る商品一つで保存の流れを作ってみましょう。撮影したままの原本、加工中のデータ、掲載してよい完成画像の置き場所を分けます。フォルダー名を見れば、編集担当と公開担当が同じ判断をできることを目標にしてください。
保存先には、その場所の管理者と利用する担当者を決めます。「共有フォルダーにある」という説明だけで済ませず、どの入口から、どの商品を探すかをメモにしましょう。復元機能の有無とは別に、自店で何を保管し、どの時点の画像へ戻したいかを決める必要があります。以下は、その運用を整えるための提案です。
ファイル名は識別できる順番にする
名前には、社内の商品識別番号、画像の役割、必要に応じた版番号を決めた順番で入れる案を提案します。たとえば正面、細部、付属品のように役割をそろえると、同じ商品の画像を並べたときに確認しやすくなります。店頭で呼ぶ愛称だけをファイル名にせず、商品台帳と対応づけられる名前を考えてください。
- 商品台帳で使う識別番号と対応させる。
- 正面や細部など、役割の呼び方をそろえる。
- 完成版と途中版の区別を名前か保存先で示す。
- 次の担当者が同じ規則で名前を付けられるか試す。
例外がある場合は規則を複雑に増やす前に、例外の商品だけ別の記録へ補足する方法を考えましょう。
名前の規則を決めたら、初めて見る担当者に画像を探してもらう確認を計画します。例として指定した商品を見つけ、その中から公開用の正面画像を選べるかを見てください。正しいファイルを選べなかった場合は、規則を説明する文章を長くする前に、識別番号や役割の表記を変える案を検討します。例外の扱いも同じ確認に含めましょう。
原本と公開用を行き来させない
加工するときは原本を残し、作業用の場所へ複製してから始める案を提案します。公開用のフォルダーでは完成画像だけを扱い、調整中の画像が入らないルールにしてください。担当者が一人でも、保存するときの区切りを作ると、後日同じ商品を撮り直した際に何を基準へ戻すかを説明しやすくなります。
採用しなかった画像は、すぐ削除するものと、比較用に残すものを自店で分けます。残す理由のないファイルが多くなったら、公開用へ混ざっていないかを先に確認しましょう。保管期間や容量の方針は店側で決め、利用する保存サービスの条件も確認してください。どの画像も無期限に保存できると想定しないようにします。
差し替えは説明文と一緒に見る
画像の更新依頼には、商品識別番号、差し替える場所、変更の理由、採用するファイル名をそろえます。「新しい写真にしてほしい」だけでは、どの画像をどの場所へ使うかが曖昧になります。公開担当が作業を始める前に、採用済みの版を指定し、確認待ちのファイルと取り違えないようにしてください。
更新後は、写真の枚数と並び、選択肢との関係、商品説明を読み合わせます。仕様や付属品が変わった場合は、画像だけ差し替えて原稿を残さないようにしましょう。作業の完了記録には、確認したページと日付を残します。掲載先が複数あるなら、反映済みの場所と未反映の場所を一枚の一覧で管理する案を提案します。
差し替え依頼を受ける入口も決めておきます。チャット、口頭、メモへ依頼が散る場合は、採用した内容を一覧へ転記する担当を置いてください。急ぎの修正でも、対象のページとファイルを識別する情報は省かないようにします。公開後に見つかった不一致を元の依頼へ戻し、次に同じ間違いを避けるために足すべき項目を話し合いましょう。
戻す手順を見本で確認する
誤削除に備える確認は、本番の原本を消す代わりに、顧客情報を含まない練習用ファイルで計画します。削除後にどの保存先を見ればよいか、誰が復元できるか、元の場所をどう確認するかを書き出してください。復元できたという報告だけで終わらせず、開いた画像が目的の版であることまで確認する流れにします。
この練習は、自店の環境を確かめるための提案です。保存サービスが自店のあらゆる失敗を戻せると受け取らないようにしてください。提供元の保持条件や権限を調べ、分からない点は管理者へ確認します。復元の責任者が不在のときの連絡先と、公開を一時保留する判断も引き継ぎメモへ加えるとよいでしょう。
整理を続ける日を決める
月ごとや商品入れ替え時など、自店で見直しやすい区切りを決めます。名前のないファイル、同名の画像、保留のままの加工データを確認し、片づける担当者を置いてください。既存の商品をすべて一度に直そうとせず、問い合わせや更新のあった商品から規則を適用する案も考えられます。
引き継ぎでは、規則の説明を読むだけでなく、指定した商品の公開用画像を探してもらいましょう。見つからない場合は、検索する人の慣れの問題として片づけず、フォルダー名や商品台帳からの案内を直します。探せること、誤って途中版を使わないこと、必要な版へ戻す経路を説明できることを、運用の確認項目にしてください。
古い画像を保管する場所には、現在の公開用ではないことを分かるように示します。再販する際に過去の画像を使うなら、今の商品と仕様が一致するかを再確認してください。保管してあるからそのまま使ってよいとは判断しない方針にします。ファイル整理の完了は、単に数が減ったことより、必要な版を担当者が選べるかで確かめる案を提案します。
本文の手順・比較軸は、えらぶコマースによる編集上の提案です。実機テストや導入効果の測定結果ではありません。導入条件は提供元で確認してください。
出典:Microsoft公式サポート(確認:2026年10月29日)。

