リンクを作る目的を先に書く
Googleの公式ヘルプは、リンクにUTMパラメータを加え、流入を呼んだキャンペーンの情報を確認する方法を案内しています。
計測用のリンクを作る前に、配信後に何を判断したいかを短く書きましょう。メールから商品説明を読みに来た人を知りたいのか、複数の掲載場所を比べたいのかを分けます。名前を細かく増やすことを目標にせず、担当者が後で答えたい問いに必要な区分を選ぶことを出発点にしてください。
この記事は、配信リンクを店側で管理するための運用案です。実際の計測にはサイト側の設定や利用条件の確認が必要です。特定のパラメータを付けただけで、すべての行動を正確に把握できると受け取らないようにしましょう。公式の説明を確認したうえで、作ったリンクと配信した原稿を対応づける台帳を用意します。
命名の規則を少なく決める
配信元、用途、企画名の呼び方を、自店で継続できる数へ絞ります。大文字と小文字、区切り方、日付の入れ方などを決め、入力する人によって別の表記が増えないようにしてください。使える値の一覧を用意し、新しい企画が出た場合に誰が名前を追加するかも決める案を提案します。
| 自店用の記録欄 | 記入する内容 |
|---|---|
| 企画名 | 社内で共有する短い名前 |
| 配信場所 | メール本文、SNS投稿など |
| 案内する目的 | 新商品説明、予約受付など |
| 担当と原稿 | 作成者と採用した原稿の版 |
この表は計測項目の公式仕様ではなく、リンクを探すための管理欄の提案です。
名前の一覧を作るときは、担当者が新しい配信を想像して記入する確認を計画します。既存の言葉で表せない場合は、その理由を聞いてください。名前を細かく追加する必要があるのか、企画そのものを分けて管理したいのかを話し合います。台帳の列を増やす前に、今回の振り返りで何を判断するかへ戻り、必要な区分を選び直す案を提案します。
完成リンクと原稿を一緒に残す
台帳には元のリンク先、計測用に作った完成リンク、使う原稿、配信予定日をまとめます。完成リンクをチャットだけに貼って終わらせず、次の担当者が同じ企画を探せる場所へ置きましょう。下書きのリンクと採用済みのリンクを分け、どちらを配信へ使うかが見て分かる状態を目指します。
商品が複数ある配信では、リンクの行ごとに案内先を記録してください。原稿の言葉を直した際にリンク先も変える必要があるか、変更する担当者が確認します。別の企画からコピーした場合は、企画名や配信日だけでなく、古いパラメータやリンク先が残っていないかを照合する作業を入れる案を提案します。
配信前は実際の原稿から開く
作成したリンク単体だけでなく、配信に使う原稿から各リンクを開いて確認します。見出しの文言とリンク先が合っているか、商品や案内が終了していないか、スマートフォンで目的の説明を見つけられるかを見てください。プレビューと本番原稿の区別を付け、確認した版を台帳へ残します。
計測の確認は、通常の閲覧確認とは別の項目にします。自店で用意した確認手順に従い、担当者がどこで結果を見るかを明記してください。確認中のアクセスをどう扱うかも決めておくとよいでしょう。この段階で不明な点があれば、予測値で埋めず、設定担当や公式ヘルプへ戻って調べる方針を置きます。
原稿からリンクを開いた確認には、確認者と使用した端末を記録します。すべての環境を確認したという意味にせず、今回どこまで見たかを明確にしてください。複数のリンクがある場合は、上から順に確認する一覧を作り、抜けを防ぐ方法を考えます。画像やボタンにリンクを置く場合も、本文中のリンクと同じ確認の対象に含めましょう。
数字を読む前に条件をそろえる
振り返りでは、配信日、配信場所、原稿、案内先の状態を数字と一緒に見ます。名前が同じでも途中でリンク先を変えた場合は、その変更を確認してください。異なる配信を比較するなら、何を同じ条件として扱い、何が違うのかをメモにします。小さな違いをすぐに原稿の良し悪しへ結び付けないことを提案します。
数字を社内で共有する際には、どの期間、どの画面、どの区分を見たかを添えましょう。スクリーンショットだけを渡すのではなく、今回判断できることと、まだ分からないことを短く記録します。次の配信で変える項目を一つ選び、同時に多くの条件を変える場合は、何を確かめたい企画なのかを改めて整理してください。
使い終わったリンクも片づける
企画が終わったら、台帳に終了の状態を付け、再利用してよい原稿と今回だけの条件を区別します。リンクを削除するかどうかは、配信済みの案内を読む人への影響を考えて判断してください。古い商品ページへ誘導する原稿が残っていないか、定期配信や予約投稿も含めて確認する案を提案します。
次回の担当者は、過去の完成リンクをそのまま使う前に、企画名、案内先、掲載場所を照合します。新しい命名を増やす必要がある場合は、台帳の規則へ追記してください。台帳の目的は名前を統制することだけではありません。どの案内を届け、何を確認し、次に何を変えるかを、担当者同士で同じ言葉で話せる状態を目指します。
過去の配信を探す人向けには、正式な企画名とは別に、商品の識別情報や案内した内容でも検索できる記録を残します。命名規則を知っている人だけが探せる状態を避けるためです。使わなくなった値は一覧から消すだけでなく、過去に使ったことが分かる注記を残す案を提案します。担当者が変わったときには、過去の配信を一件探す練習も加えてください。
本文の手順・比較軸は、えらぶコマースによる編集上の提案です。実機テストや導入効果の測定結果ではありません。導入条件は提供元で確認してください。
出典:Google公式計測ヘルプ(確認:2026年10月29日)。

