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BASEの委託販売発表で確認したい役割分担

委託販売を検討する店が、商品情報、在庫連絡、発送、問い合わせの担当を整理するための準備。販売を広げる前に合意しておきたい項目をまとめます。

テーマを表すAI制作補助の概念イラストです。特定製品の写真・サービス画面・試験結果ではありません。
テーマを表すAI制作補助の概念イラストです。特定製品の写真・サービス画面・試験結果ではありません。 概念イラスト・素材の説明

機能より先に責任の境界を決める

BASEは2026年8月18日、ショップ間の委託販売を支援する販売パートナーAppを8月25日から提供すると発表しました。

別のショップの商品を扱う、または自店の商品を別のショップへ託す場合、販売ページを用意する前に役割分担を整理しましょう。誰が説明を更新し、誰が発送を判断し、誰がお客様へ連絡するのかを決めます。連携できる作業が増えても、担当者同士で確認すべき内容まで自動的に解決すると考えない方針を置きます。

本稿は、公式発表を入口にした取引準備の提案です。個別の取引条件や機能の適用範囲を説明するものではありません。まず一つの商品を題材に、注文が入ってから購入者へ届くまでを双方で書き出してください。図にした流れに担当者の名前と確認時刻を書き添えると、引き継ぎが必要な箇所を見つけやすくなります。

使ってよい原稿を一式で受け取る

商品名、説明文、画像、注意書きについて、販売側が使う版をそろえます。メーカーの原稿と、販売店が独自に書き加える説明を分け、どこまで変更できるかを確認してください。写真の切り抜きや文字入れを行う場合も、利用できる範囲と、確認を受ける相手を決めてから作業することを提案します。

  • 原稿と画像の保管場所を共通化する。
  • 仕様変更の連絡先と反映期限を合意する。
  • 販売側で回答できない質問の送り先を決める。
  • 廃番や販売停止時に取り下げる範囲を決める。

承認済みの原稿には日付を付け、作業途中のファイルと混ざらないようにしましょう。

原稿に訂正が入ったときは、連絡を受けた側が反映済みの場所を返す形を考えます。メールを送った時点だけで修正完了とせず、商品ページや配信原稿へどう反映したかを確認しましょう。緊急に販売を止める必要がある場合の連絡経路も、通常の問い合わせと分けて合意します。担当者が休む日の代理を双方で確認しておくとよいでしょう。

在庫の言葉をそろえる

双方が使う「在庫あり」「確保済み」「発送待ち」といった言葉を、具体的な状態に置き換えます。商品が倉庫にあることと、その注文に引き当てたことを区別して説明できるかを確認してください。どの時点で販売を止めるか、追加の注文を受ける前に誰へ確認するかを、少ない数量の例で話し合います。

連絡の時間帯も合わせて決めます。休業日や担当者不在の日に注文が入った場合、いつまで購入者へ回答するのかを先に整理しましょう。販売を始めた後で都度調整するより、双方が守れる連絡の区切りを作る案を提案します。特に複数の販売先を持つ場合は、数量の配分を変える権限を明確にしておきます。

発送と同梱物の確認をする

発送元、包材、納品書、追跡情報の連絡方法を一つずつ確認します。販売店の案内と、届く荷物の差出人が違う場合、購入者が戸惑わない説明を考えましょう。商品の種類によって確認事項は変わるため、すべてを共通テンプレートへ押し込めず、温度帯や保管など気になる点を担当者へ質問してください。

同梱する案内についても、販売店の説明と矛盾しないかを見ます。別の購入先を示す冊子、独自のクーポン、手入れ方法の説明などを入れるなら、事前に双方で確認する流れにしましょう。ここでは特定のサービスが何を自動処理するかを決めつけず、自店で必要とする結果を先に書き、提供元の案内と照らし合わせます。

発送の確認では、荷物の見本を写真で共有するなど、実物の扱いを双方で確認する計画を立てます。提供された見本が今回の商品にも当てはまるかを質問し、未決定の同梱物は採用しないでください。確認した内容は日付と対象商品を付けて残します。個別に調整した内容が別の商品へ広がらないよう、適用する範囲も明記する案を提案します。

問い合わせは入口と判断者を分ける

購入者からの連絡を受ける窓口を決めたうえで、商品に関する判断者と、注文に関する判断者を分けて記録します。連絡を別の担当へ渡す場合は、注文の識別情報、聞かれた内容、すでに回答した内容を一緒に引き継ぐ案を提案します。個人情報は、対応に必要な範囲へ絞って共有してください。

返品の相談、配送遅れ、内容物の不足など、起こりうる題材を双方で読み合わせます。その場で返金や再発送を約束する前に、誰の確認が必要かを決めましょう。取引条件に関わる点は個別に合意し、担当者用メモと購入者向けの説明を整合させます。判断が保留になった案件の次回連絡予定も残すようにします。

試行の終わりを最初に決める

最初の取引は、対象商品と期間を絞り、終了時に未発送、問い合わせ中、精算確認中の案件をどう扱うかを決めておきます。取引を続けない場合でも、注文済みのお客様への対応は残ります。ページを下げる作業だけを終了条件にせず、双方で確認する一覧を用意してから始めることを提案します。

振り返りでは、売上の大小だけでなく、情報修正の回数、確認に時間がかかった場面、購入者に追加説明した内容を持ち寄りましょう。連絡先を増やす前に、同じ手順を別の担当者でも説明できるかを確認します。合意内容を更新し、任せる範囲と自店で持つ範囲を見直してから、対象商品の拡大を判断してください。

精算について話し合う際は、集計する対象、確認に使う資料、差異があったときの窓口を決めます。具体的な条件は取引先と合意し、この記事の提案を条件の代わりにしないでください。取引を終えるときも同じ担当者が確認できるよう、未確定の項目を一覧へ残しましょう。相手の回答を待つ項目には、次に連絡する日を付けることを提案します。

本文の手順・比較軸は、えらぶコマースによる編集上の提案です。実機テストや導入効果の測定結果ではありません。導入条件は提供元で確認してください。

出典:BASE公式発表(確認:2026年10月29日)。

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